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DXツール

介護施設向けDXツールおすすめ5選【2026年最新版】

2026-03-10by DO XUAN HIEN
介護施設向けDXツールおすすめ5選【2026年最新版】

この記事の概要

項目内容
対象業種介護施設(特養・老健・グループホーム・デイサービス)
ツールカテゴリDXツール(業務全般のデジタル化)
掲載数5ツール
最終更新2026年3月
選定基準料金・使いやすさ・介護報酬請求連携・モバイル対応で評価

比較一覧表

ツール名月額料金使いやすさ介護報酬請求連携モバイル対応おすすめ度
ほのぼのNEXT月額約3万円〜◎(標準搭載)★★★★★
カイポケ月額約2.5万円〜◎(標準搭載)★★★★★
ケアコラボ月額968円/ユーザー〜(税込)△(外部連携)★★★★☆
kintone月額1,800円/ユーザー〜△(プラグイン)★★★★☆
n8n + Google Workspace月額約4,600円〜×(自作必要)★★★☆☆

選定基準について

介護施設向けのDXツールを選ぶ際、以下の4つの基準で評価しました。

  1. 介護報酬請求との連携: 国保連への請求データ作成・送信がツール内で完結するか。介護施設にとって最も重要な業務であり、ここがスムーズでないとDXの恩恵が半減する
  2. 現場スタッフの使いやすさ: 50代以上のスタッフも多い介護現場で、マニュアルなしで直感的に操作できるか。研修コストが高いツールは導入しても「使われない」リスクがある
  3. モバイル対応: 利用者のベッドサイドやリビングでタブレット・スマホから記録入力できるか。PCの前に戻らないと入力できないツールは、二度手間が発生する
  4. 料金体系の透明性: 初期費用・月額費用・オプション費用が明確か。介護施設は利益率が低いため、隠れコストは致命的

1. ほのぼのNEXT

介護業界シェアNo.1の統合型介護ソフト。記録から請求まで一気通貫で管理できる定番ツール。

項目詳細
月額料金月額約30,000円〜(施設規模による。50床で月額4〜6万円が目安)
無料プランなし(デモ・無料トライアルあり)
日本語対応完全対応(国産)
おすすめ対象50床以上の特養・老健で、記録から請求まで一元管理したい施設

メリット

  • 介護記録・ケアプラン・介護報酬請求が一つのシステムで完結
  • 国保連伝送に標準対応(CSVエクスポート不要)
  • 全国70,000施設以上の導入実績で、サポート体制が手厚い
  • LIFEデータ連携に対応(科学的介護推進体制加算)

デメリット

  • 初期導入費用が高い(50〜100万円の初期費用 + 設定作業費)
  • カスタマイズの自由度が低い(パッケージ型のため独自帳票は作りにくい)

Kanau Tech™の視点

ほのぼのNEXTは「介護報酬請求の確実性」で選ぶなら最も安全な選択です。ただし、月額費用と初期費用の合計を考えると、20床以下の小規模施設ではコストパフォーマンスが合わないことがあります。請求業務以外の部分(シフト管理、家族連絡など)は別ツールで補完する「ハイブリッド戦略」も有効です。Kanau Tech™では、ほのぼのの請求機能を活かしつつ、n8nでシフトや連絡の自動化を組み合わせる導入パターンもご提案しています。


2. カイポケ

エス・エム・エスが提供するクラウド型介護ソフト。操作性と価格のバランスに優れる。

項目詳細
月額料金月額約25,000円〜(サービス種別・オプションにより変動)
無料プラン最大36ヶ月無料キャンペーンあり(条件付き)
日本語対応完全対応(国産)
おすすめ対象コスト重視の中小規模施設。初めて介護ソフトを導入する施設にも最適

メリット

  • クラウド型でPC・タブレット・スマホどこからでもアクセス可能
  • 介護記録をタブレットでベッドサイド入力、リアルタイムで共有
  • 無料期間が長い(最大3年)ため、リスクなく試用できる
  • 勤怠管理・給与計算のオプションも統合可能

デメリット

  • 無料期間終了後の料金が不明確な場合がある(要見積もり)
  • 大規模施設(100床以上)では機能不足を感じる可能性

Kanau Tech™の視点

カイポケは「まずは無料で始めて、合わなければ乗り換える」ができる点で、DXの第一歩に最適です。特にデイサービスやグループホームなど20〜30床規模の施設には、機能・価格・操作性のバランスが最も良いと感じます。ただし、無料期間の条件(初期設定サポート契約など)は事前に確認してください。Atomic DXの観点では「まず動かしてみて改善する」を重視するため、こうした低リスクの選択肢は理にかなっています。


3. ケアコラボ

介護記録の共有に特化したクラウドサービス。家族との情報共有機能が充実。

項目詳細
月額料金月額968円/ユーザー〜(税込)(10ユーザーで月額9,680円)
無料プラン30日間無料トライアル
日本語対応完全対応(国産)
おすすめ対象家族との情報共有を強化したい施設。写真付き記録で家族の安心感を高めたい施設

メリット

  • 1ユーザーあたり月額968円(税込)と圧倒的に安い
  • 家族向けポータルで、日々のケア記録や写真を共有できる
  • UIがシンプルで、ITに不慣れなスタッフでもすぐに使える
  • 写真付き記録で「今日の〇〇さんの様子」をビジュアルに伝えられる

デメリット

  • 介護報酬請求機能は非搭載(別途請求ソフトが必要)
  • ケアプラン作成機能が限定的(記録共有がメイン)

Kanau Tech™の視点

ケアコラボは「介護記録の共有」に絞った潔い設計が魅力です。介護報酬請求は別ツール(ほのぼの or カイポケ)に任せ、日常の記録・家族連絡はケアコラボで——という「分離型」の使い方がおすすめです。月額コストが非常に低いため、「DXにいくらかけていいかわからない」という施設でも試しやすい。家族満足度の向上は施設の評判・稼働率に直結するため、ROIは見た目以上に高いツールです。


4. kintone(介護業務カスタマイズ)

サイボウズが提供するノーコード業務アプリ構築基盤。介護業務に合わせてカスタマイズ可能。

項目詳細
月額料金スタンダード: 月額1,800円/ユーザー(10ユーザーで月額18,000円)
無料プラン30日間無料トライアル
日本語対応完全対応(国産)
おすすめ対象介護記録以外にも勤怠・備品・研修管理など複数業務をデジタル化したい施設

メリット

  • ノーコードで自社の業務に合わせたアプリを作れる(自由度が高い)
  • 介護記録・勤怠・備品管理・研修記録など、何でもアプリ化可能
  • プラグイン・連携アプリが豊富(介護向けテンプレートも公開されている)
  • サイボウズの安定した国産基盤(データセンターは日本国内)

デメリット

  • 介護報酬請求は標準では非対応(プラグインまたは外部連携が必要)
  • 介護に特化したUIではないため、初期設定にノウハウが必要
  • アプリを作り込みすぎると管理が複雑化するリスク

Kanau Tech™の視点

kintoneは「介護ソフトに収まらない業務」をデジタル化したい施設に向いています。例えば「ヒヤリハット報告」「研修受講管理」「備品発注」「車両管理」など、介護専用ソフトではカバーしきれない業務をアプリ化できます。ただし、kintoneを使いこなすには「どの業務をアプリ化するか」の設計力が必要です。Kanau Tech™では、Atomic DXの手法で業務を分解し、kintoneアプリの設計・構築を支援しています。請求業務はほのぼの or カイポケに任せ、それ以外をkintoneで補完する組み合わせが最も実用的です。


5. n8n + Google Workspace(DIY自動化)

オープンソースのワークフロー自動化ツール。Googleアプリと組み合わせて自由に構築。

項目詳細
月額料金n8n Cloud: Starterプラン €24/月〜(月2,500実行。セルフホスト版は無料)+ Google Workspace Business Starter 月額約1,000円/ユーザー〜
無料プランn8n Cloud: 14日間無料トライアルのみ(恒久無料プランなし)/ n8nセルフホスト版: 無料 / Google個人アカウント: 完全無料
日本語対応n8n: UI英語(操作は簡単)/ Google Workspace: 完全対応
おすすめ対象コストを最小限に抑えたい小規模施設。既存の介護ソフトを補完する自動化を構築したい施設

メリット

  • セルフホスト版なら月額費用ゼロ。Cloud版はStarterプラン€24/月〜。Google個人アカウント利用なら追加費用なし
  • シフト管理・家族連絡・日報作成など、自分の施設に完全にカスタマイズした自動化が可能
  • 既存の介護ソフトとの連携もAPI経由で可能
  • 一度構築すれば、ほぼメンテナンス不要で動き続ける

デメリット

  • 介護報酬請求は非対応(完全に別システムが必要)
  • 初期構築にITの知識が必要(n8nのワークフロー設計)
  • サポート体制はコミュニティベース(日本語サポートは限定的)

Kanau Tech™の視点

n8n + Google Workspaceは、介護専用ソフトの「隙間」を埋めるための組み合わせです。例えば「シフトが確定したら各スタッフに自動でLINE通知」「ヒヤリハットが報告されたら即座に管理者にメール」「毎月の利用実績サマリーを家族に自動送信」など、介護ソフトでは対応しきれない「つなぎの自動化」に威力を発揮します。Kanau Tech™としてはこの組み合わせを「Build」ティアで最も多くご提案しており、月額3〜5万円で施設の業務効率を大幅に改善できます。


介護施設に最適なツールの選び方

介護施設のDXツール選定で最も重要なのは「全てを一つのツールで賄おうとしない」ことです。

介護業務は大きく3層に分かれます。

  1. 請求・制度対応層: 介護報酬請求、LIFE連携、各種加算管理 → 専用介護ソフト(ほのぼの or カイポケ)
  2. 日常記録・コミュニケーション層: ケア記録、家族連絡、申し送り → 記録特化ツール(ケアコラボ)or 介護ソフトの記録機能
  3. 業務効率化層: シフト管理、備品管理、ヒヤリハット、研修 → 汎用ツール(kintone or n8n + Google)

施設の規模と予算に応じて、各層に最適なツールを組み合わせるのが成功の秘訣です。

予算別おすすめ組み合わせ:

  • 月額1万円以下: ケアコラボ + n8nセルフホスト版 + Google Workspace(記録・共有・自動化を低コストで)※n8nセルフホスト版を利用すれば、さらにコスト削減が可能です
  • 月額3〜5万円: カイポケ + n8n(請求から自動化まで一通りカバー)
  • 月額5万円以上: ほのぼのNEXT + kintone or n8n(万全の請求基盤 + 柔軟な業務効率化)

よくある質問(FAQ)

Q: 介護ソフトの乗り換えはデータ移行できますか?

多くの介護ソフトはCSVエクスポート機能を持っており、利用者情報や記録データの移行は可能です。ただし、移行作業には1〜2ヶ月かかることが多く、年度替わり(4月)に合わせて計画するのがベストです。移行期間中は旧システムと新システムの並行運用が必要になるため、スタッフの負担も考慮してスケジュールを立てましょう。

Q: IT担当者がいなくても導入できますか?

ほのぼのNEXT、カイポケ、ケアコラボはいずれも導入サポートを提供しています。初期設定から操作研修まで、ベンダーまたはKanau Tech™のような外部パートナーに任せれば、IT担当者不在でも問題ありません。運用開始後の日常操作は、スマホやタブレットの基本操作ができれば十分です。

Q: 補助金は使えますか?

IT導入補助金(最大450万円、補助率1/2〜3/4)(2026年度は「デジタル化・AI導入補助金」に名称変更)や、各都道府県の介護DX補助金が利用できる場合があります。2026年度は介護分野のDX推進枠が拡充されており、申請のチャンスです。Kanau Tech™はIT導入支援事業者として、補助金の要件確認から申請書類の作成サポートまで対応しています。


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